Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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ぶくぶくながながひのめこぞう

鈴木三重吉童話集

鈴木 三重吉

Lee 鈴木三重吉童話集 (ぶくぶくながながひのめこぞう) de 鈴木 三重吉 (すずきみえきち) en japonés con furigana. JLPT N3. Toca una palabra para ver el significado.

N3 · intermedio · kanji y kana modernos · 58.287 caracteres · 119 pantallas

Aozora Bunko

王さまは王子に向って、

「もしうっかりい眠りをして、王女を部屋からにがすと、おまえたち四人の命を取るがそれでもいいか。」と、ねんをおおしになりました。

「それはしょうちしております。」と王子は答えました。

王さまは、よせばいいのにと言わないばかりににたにたお笑いになって、

「それでは、こちらへお出でなさい。」とおっしゃりながら、王子を、王女のお部屋へおつれになりました。王女はにこにこしながら出て来て、あいそうよく王子をむかえ入れました。王子は王女があんまりうつくしいので、目がくらんで、しばらくぼんやり立ちつくしていました。王女は、

「どうぞ。」と言って、一ばんきれいないすのところへつれていきました。

王さまは二人をそこにのこして、あちらへいっておしまいになりました。

その間にぶくぶくは、そっと来て、王女のお部屋の戸の外へしゃがみました。それと一しょに、長々と火の目小僧とは、こっそりと外へまわってお部屋の窓の下へかくれました。

王女は王子に向っていろんなお話をしました。王子はそのお相手をしながら、一生けんめいに王女のそぶりに気をつけていました。するとやがて王女は、ふと話をやめて、そのままだまってしまいました。