Clásicos japoneses con furigana
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あめしょうしょう
雨瀟瀟・雪解 他七篇
永井 荷風
Lee 雨瀟瀟・雪解 他七篇 (あめしょうしょう) de 永井 荷風 (ながいかふう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 145.414 caracteres · 289 pantallas
お前が十八だと角太郎は十三だな。」
「角ちゃんは今だってちゃんと御徒町にいるでしょう。男ですもの。」
「女だといられないのか。」
「いられないっていうわけもないけれど、わたしが悪かったのよ。おじいさんの言う事をきかなかったから。」
「そんなら謝罪ればいいじゃないか。謝罪ってもいけないのか。」
「外の事と違うから、今更帰れやしませんよ。こうしている方が呑気だわ。」
「外の事とちがう。どんな事なんだ。」
「どんな事ッて、その中に言わなくっても分りますよ。お父さんも道楽した人に似合わないのね。」
「わかったよ。だが、どうもまだよくわからない処があるな。お照、何も気まりをわるがる事はねえや。そんな事をいった日にゃお父さんこそ、お前に合す顔がありゃしない。お前がちゃんとおとなしく御徒町の家にいた日にゃ途中で逢ったって話も出来ない訳なんだ。そうだろう。乃公は女房や子供をすてた罰で芸者家からもとうとうお履物にされちまった。それだから、こうしてお前と話もしていられるんだ。」
「それァそうねえ。わたしが御徒町の家を出たからってお父さんが先のように柳橋にいたら、やっぱり何だか行きにくいわね。