Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
あほうどりのなくひ
あほう鳥の鳴く日
小川 未明
Lee あほう鳥の鳴く日 (あほうどりのなくひ) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 7725 caracteres · 16 pantallas
「なんにしてもいい剥製ですな。」と、先生は、ため息をもらしました。
「いや、剥製ではありません。生きているのです。もう年をとったので、いつもこうして眠っています。」と、男は答えました。
先生は、不思議なことが、あればあるものだと、ふたたび、びっくりしました。この先生もどちらかといえば、あまり人と交際をしない変人でありましたが、こんなことから、隣の男と話をするようになりました。
ある朝、あほう鳥が鳴きました。男は、なにかあるな? と胸に思いました。
はたして、隣の先生がやってきました。そして、大事に扱うから、ちょっとあほう鳥を学校へ貸してくれないかと頼みました。男は、あほう鳥をひとり手放すのを気遣って、自分も学校まで先生といっしょについていきました。
こんなことから、男は、多数の生徒らに向かって、昔、南のある町を歩いているときに、子供を助けたこと、それから、その子供といっしょに働いたこと、子供は、どんな鳥でも自分の友だちにすることができたこと、この鳥は、その青年が分れるときにくれて、いままで長い月日の間を、この鳥と自分は、いっしょに生活をしてきたことなどを、物語ったのであります。