Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
ヨブきこうえん
ヨブ記講演
内村 鑑三
Lee ヨブ記講演 (ヨブきこうえん) de 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 92.828 caracteres · 185 pantallas
この観念もとより完きものではない。しかしながら慰藉の語としてたしかに貴きものである。富貴、繁栄、長寿等のこの世の幸福を以て神の恩恵の印と做す見方は依然として存しておるけれども、患難を以て懲治と見、この懲治に堪えし者の上に各種の恩恵相重なりて下ると説く辺は、文も想も相伴って美わしというべきである。しかりこれ慰藉の言としてたしかに貴きものである。
◯以上を以てエリパズの第一回演説は終ったのである。その内容について考察を下す前に、この場合の事を今日の事に喩えて考うるは甚だ便利である。まずヨブを以て今の教会の信者とせんに、彼れ信仰及び行為において欠くる所なく、模範的信者として教会員の間に大に推称せられ、その家また富みかつ栄えていた。依て教会員らは彼の栄達を以てその良信仰の賜物なりと見做していた。しかるに何事ぞ一朝変事起りてヨブの繁栄忽ち消え失せ、身は零落して乞食の如く、体は人の厭う病毒の犯す所となった。教会員ら呆然として為す所を知らず、一人としてその所由を解し得る者がない。すべての会合は彼に関する噂、または批評を以て充たさるるに至った。彼の如き篤信家にもかかる大災禍の臨むは神の存在せざる証拠にあらざるかと疑う者さえ現われた。