Clásicos japoneses con furigana
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じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
Lee 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) de 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 290.735 caracteres · 566 pantallas
説くを聞きて仏に趣く途中虎に食われ、善心の報いで天に生まる、旧師波婆利慈氏のために大会を催すところへ悪波羅門押し懸けて詛い波婆利大いに困る、ところへ虎に食われた弟子天より降り殃を脱れんとならば仏に詣れと教え一同を仏教に化した、話が長いから詳しくここに述べ得ぬ。『経律異相』四五には牧牛児あり常に沙門の経誦むを歓び聞く、山に入りて虎に食われ長者の家に生まる、懐姙中その母能く経を誦む、父この子の所為と知らず鬼病と為う、その子の前生に経を聞かせた僧往きて訳を話しその子生れて七歳道法ことごとく備わった大知識となったとある。支那には虎に食われたのを知らずに天に上ったと思っていた話がある。『類函』に『伝異志』を引いて唐の天宝中河南氏県仙鶴観毎年九月二日の夜道士一人天に登るといって戸を締む、県令張竭忠これを疑いその日二勇者に兵器を以て潜み窺わしむ、三更後一黒虎観に入り一道士を銜み出づるを射しが中らず、翌日竭忠大いに太子陵東の石穴中に猟し数虎を格殺した、その穴に道士の冠服遺髪甚だ多かったと見ゆ。後漢の張道陵が蟒に呑まれたのをその徒が天に上ったと信じたのにちょっと似て居る。