Clásicos japoneses con furigana
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
Lee 十二支考(下)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) de 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 251.906 caracteres · 495 pantallas
したがって尾閭禁ぜず滄海竭きた齶蠅連は更なり、いまだ二葉の若衆よりに杖つくじいさんまでも、名を一戦の門に留めんと志す輩、皆争うてこれを求めたので、トルーフルを崇重する余りこれを神の子と称えた碩学すらある。これその強補の神効を讃えたに出づるはもちろんなれど、また一つはこの物土中に生ずるを不思議がる余り雷の産む所としたにもよる。支那でも地下にある多孔菌一種の未熟品を霹靂物を撃って精気の化する所と信じ雷丸雷矢すなわち雷の糞と名づけ、小児の百病を除き熱をさます名薬とした。ただし久しく服すれば人を陰痿せしむとあるからトルーフルの正反対で、現今の様子ではこっちを奨励せにゃならぬかも知れぬ。(一八九二年パリ版、シャタン著『ラ・トルフ』。エングレルおよびプラントンの『植物自然分科』一輯一巻二八六―七頁。『大英百科全書』十一版二七巻三二二頁。『本草綱目』三七。ブラントームの『レー・ダム・ガラント』一には、トルーフル女人にもよく廻るとある。)
さてトルーフルを採る法をシャタンの書に種々述べたが、就中最も有効なは豕で、犬これに次ぎ、稀には人間の子供が犬豕よりもトルーフルの所在を嗅ぎ付けるのがあるそうだ。