Clásicos japoneses con furigana
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そうせきしとわたし
回想 子規・漱石
高浜 虚子
Lee 回想 子規・漱石 (そうせきしとわたし) de 高浜 虚子 (たかはまきょし) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 115.187 caracteres · 231 pantallas
少々眼がわるくて弱り候。
碧梧桐「趣味の遺伝」を評して冗長魯鈍とか何とか申され候。魯鈍には少々応え申候。大将はいつ頃出発致候や。あれは二年間日本中を巡廻する計画の由なれどきっと中途でいやになり候。もしやりとげればそれこそ冗長魯鈍に候。近来一向に御意得ず。たまたま机上清閑毛穎子を弄するに堪えたり。因って数言をつらねて寸楮を置き二階に呈す。艸々。
六月吉日金
虚子先生
○
明治三十九年七月三日(封書)
啓上 その後御無沙汰。小生漸く点数しらべ結了のうのう致し候。昨日『ホトトギス』を拝見したる所今度の号には「猫」のつづきを依頼したくと存候とかあり候。思わず微笑を催したる次第に候。実は論文的のあたまを回復せんためこの頃は小説をよみ始めました。スルと奇体なものにて十分に三十秒位ずつ何だか漫然と感興が湧いて参り候。ただ漫然と湧くのだからどうせまとまらない。然し十分に三十秒位だから沢山なものに候。この漫然たるものを一々引きのばして長いものに出かす時日と根気があれば日本一の大文豪に候。このうちにて物になるのは百に一つ位に候。草花の種でも千万粒のうち一つ位が生育するものに候。