Clásicos japoneses con furigana
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ごぞんじよたばなし
御存与太話
国枝 史郎
Lee 御存与太話 (ごぞんじよたばなし) de 国枝 史郎 (くにえだしろう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 1572 caracteres · 4 pantallas
こう云って褒めてくれました。唐桟の袷に無地の羽織、道頓堀を歩いていると、親切らしいゆきずりの芸者が「屹度江戸の芸人ですよ」こう云って嘆賞してくれました。尤も婦人に褒められたのは、この二回しかありません。それで覚えているのです。だが短い人生の中で、二度迄婦人に褒められたら、もう本望じゃあありませんか。但あくどい自惚家は、毎日婦人に褒められないと、気色が勝れないようですね。そういう手合は文壇にもいます。いつも作品が褒められなければ、気色が悪いというようなね。――と、この一句を云い度いために、思い出話をしたというもの。
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毒舌名誉という点で、正直正太夫こと斎藤緑雨、極楽浄土に居を構え「悪口読本」を編サンし、阿弥陀如来を門下とし、指南最中ということです。彼を現代へおびき寄せ、文壇を見せたらどうでしょう? 彼すっかりアキレ返り、「ヤクザだなあ、俺はけえる!」――で急いで引っ返すでしょう。あんまり周章てて引っ返したため、道を間違えて地獄入り、しかし緑雨驚かない、早速閻魔様をとっつかまえ、「浮世文学ムダ話」そいつを遣り出すに相違ありません。