Clásicos japoneses con furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lee 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 125.950 caracteres · 249 pantallas
/\/\/\と馬籠の宿を出外れにかゝりますると、其処には八重に道が付いて居て、此方へ往けば十曲峠……と見ると其処に葭簀張の掛茶屋が有るから、
繼「少々物を承わりとう存じますが、これから落合へまいりますには何う参りましたら宜うございますか」
と云いましたが、婆さんは耳が遠いと見えて見返りもせずに、頻りに土竈の下の火を焚いて居りますから、また、
繼「あの是から、落合へ行くには此方へ参って宜うございますか」
と云うと、奥の方に腰を掛けて居た侍は、深い三度笠をかぶり、廻し合羽を着て、柄袋の掛った大小を差して、盲縞の脚半に甲掛、草鞋という如何にも旅慣れた扮装、
侍「是々巡礼落合へ行くなら是を左の方へ付いて行け」
繼「有難う存じます」
と是から教えられた通り左へ付いて行くと、何処まで行ってもなだれ上りの山道で、見下す下の谷間には、渦を巻いてどっどと落す谷川の水音が凄まじく聞えます。日はとっぷりと暮れて四辺は真暗になる。とお繼は気味が悪いから誰か人が来れば宜いと思うと、後の方からばらばら/\/\/\
「巡礼、巡礼暫く待て」
と云われたが真暗で誰だか分りません。