Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
いっすんぼうし
日本の古典童話
楠山 正雄
Lee 日本の古典童話 (いっすんぼうし) de 楠山 正雄 (くすやままさお) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 24.747 caracteres · 50 pantallas
おかしらの鬼はその時、さもゆかいそうに高笑いをして、
「あッは、あッは。おもしろい、おもしろい。今夜のようなゆかいな宴会ははじめてだ。だがついでにだれか、もっとめずらしい踊りを踊って見せる者はないか。」
といいました。
おじいさんはさっきから、木のうろの中で体をこごめながら、それでもこわいもの見たさに、首だけのばして外の様子をのぞいていました。そのうちに、いったいがひょうきんなおじいさんのことですから、いつかこわいのも何も忘れてしまって、見世物でも見ている気で、おもしろがって鬼の踊りを見物していました。するうちに自分もだんだん浮かれ出してきて、今のおかしらの鬼のいったことばが耳に入ると、自分もひとつ飛び出して、踊りを踊ってみたくなりました。
しかしうっかり飛び出していって、一口にあんぐりやられては大へんだと一度は思い返して、一生懸命がまんしていましたが、そのうち鬼どもがおもしろそうに手をたたいて、拍子をとり出しますと、もうたまらなくなって、
「ええ、かまうものか。出て踊ってやれ。食われて死んだらそれまでだ。」
とすっかり度胸をきめて、腰にきこりの斧をさして、烏帽子をずるずるに鼻の頭までかぶったまま、