Clásicos japoneses con furigana
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うんめい
日本の文学 3 五重塔・運命
幸田 露伴
Lee 日本の文学 3 五重塔・運命 (うんめい) de 幸田 露伴 (こうだろはん) en japonés con furigana. JLPT N1. Toca una palabra para ver el significado.
N1 · avanzado · kanji y kana modernos · 100.648 caracteres · 198 pantallas
程な気強さ、爰なり丈夫の志を遂ぐるはと一ト群の同志を率いて官軍に加わらんとし玉うを止むるにはあらねど生死争う修羅の巷に踏入りて、雲のあなたの吾妻里、空寒き奥州にまで帰る事は云わずに旅立玉う離別には、是を出世の御発途と義理で暁して雄々しき詞を、口に云わする心が真情か、狭き女の胸に余りて案じ過せば潤む眼の、涙が無理かと、粋ほど迷う道多くて自分ながら思い分たず、うろ/\する内日は消て愈となり、義経袴に男山八幡の守りくけ込んで愚なと笑片頬に叱られし昨日の声はまだ耳に残るに、今、今の御姿はもう一里先か、エヽせめては一日路程も見透したきを役立ぬ此眼の腹立しやと門辺に伸び上りての甲斐なき繰言それも尤なりき。一ト月過ぎ二タ月過ても此恨綿々ろう/\として、筑紫琴習う隣家の妓がうたう唱歌も我に引き較べて絶ゆる事なく悲しきを、コロリン、チャンと済して貰い度しと無慈悲の借金取めが朝に晩にの掛合、返答も力無や男松を離れし姫蔦の、斯も世の風に嬲らるゝ者かと俯きて、横眼に交張りの、袋戸に広重が絵見ながら、悔しいにつけゆかしさ忍ばれ、方様早う帰って下されと独言口を洩るれば、利足も払わず帰れとはよく云えた