Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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はんしちとりものちょう

時代推理小説 半七捕物帳(三)

岡本 綺堂

Lee 時代推理小説 半七捕物帳(三) (はんしちとりものちょう) de 岡本 綺堂 (おかもときどう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 201.612 caracteres · 405 pantallas

Aozora Bunko

門並に葬礼が出ても不思議がないんですが、そこに少し気になることがあったもんですから、八丁堀の旦那方に申し上げて、手をつけてみることになりました」

「じゃあ、二人の子供はやっぱり何かの災難だったんですね」と、わたしは訊いた。

「そうですよ。まったく可哀そうなことでした」

それから四、五日の後に、由五郎は勿論、紙屑屋の亭主五兵衛とその女房お作とが家主附き添いで、月番の南町奉行所へ呼び出された。死んだ由松が紙屑屋の女房から貰って来たという玩具の水出しが、証拠品として彼等のまえに置かれた。今日ではめったに見られないが、その頃には子供が夏場の玩具として、水鉄砲や水出しが最も喜ばれたものであった。水出しは煙管の羅宇のような竹を管として、それを屈折させるために、二箇所又は三箇所に四角の木を取り付けてある。そうして一方の端を手桶とか手水鉢とかいうものに※(「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28) し込んで置くと、水は管を伝って一方の末端から噴き出すのである。しかしただ噴き出すのでは面白くないので、そこには陶器の蛙が取り付けてあって、その蛙の口から水を噴くようになっている。