Clásicos japoneses con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lee 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 159.974 caracteres · 317 pantallas
後(あと)にお村は硯箱(すゞりばこ)を引寄せまして、筆を取り上げ、細々(こま/″\)と文を認(したゝ)め、旦那を取らなければ母が私を女郎(じょろう)にしてしまうと云うから、仕方なしに私は吾妻橋から身を投げて死にますから、其の前に一目逢いたいから、お店(たな)を首尾して廿五日の昼過に、知らない船宿から船に乗り、代地(だいち)の川長(かわちょう)さんの先の桐屋河岸(きりやがし)へ来て待っていてくれろという手紙を認(したゝ)めて出しましたから、友之助は大きに驚き、主人の家を首尾して抜け出し、廿五日の昼頃船を仕立てゝ桐屋河岸に待って居りました。
五
引続きまする業平文治のお話は些(ち)と流行遅れでございまして、只今とは何かと模様が違います。当今は鉄道汽車が出来、人力車があり、馬車があり、又近頃は大川筋へ川蒸気が出来て何もかも至極便利でありますが、前には左様なものがありませんから、急ぐ時は陸(おか)では駕籠(かご)に乗り川では船に乗ることでありましたが、お安くないから大抵の者は皆歩きました。只意気な人は多く船で往来致しましたから、舟が盛んに行われました。