Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.

うきぐも

浮雲

二葉亭 四迷

Lee 浮雲 (うきぐも) de 二葉亭 四迷 (ふたばていしめい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 112.980 caracteres · 222 pantallas

Aozora Bunko

モジ付く文三の光景を視て昇は早くもそれと悟ッたか、

「厭かネ、ナニ厭なものを無理に頼んで周旋しようと云うんじゃ無いから、そりゃどうとも君の随意サ、ダガシカシ……痩我慢なら大抵にして置く方が宜かろうぜ」

文三は血相を変えた……

「そんな事仰しゃるが無駄だよ」

トお政が横合から嘴を容れた。

「内の文さんはグッと気位が立上ってお出でだから、そんな卑劣な事ア出来ないッサ」

「ハハアそうかネ、それは至極お立派な事た。ヤこれは飛だ失敬を申し上げました、アハハハ」

ト聞くと等しく文三は真青に成ッて、慄然と震え出して、拳を握ッて歯を喰切ッて、昇の半面をグッと疾視付けて、今にもむしゃぶり付きそうな顔色をした……が、ハッと心を取直して、

「エヘヘヘヘ」

何となく席がしらけた。誰も口をきかない。勇がふかし甘薯を頬張ッて、右の頬を脹らませながら、モッケな顔をして文三を凝視めた。お勢もまた不思議そうに文三を凝視めた。

「お勢が顔を視ている……このままで阿容々々と退くは残念、何か云ッて遣りたい、何かコウ品の好い悪口雑言、一言の下に昇を気死させる程の事を云ッて、アノ鼻頭をヒッ擦ッて、アノ者面を※らめて……」