Clásicos japoneses con furigana
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かいじょうのみち
海上の道
柳田 国男
Lee 海上の道 (かいじょうのみち) de 柳田 国男 (やなぎたくにお) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 182.344 caracteres · 353 pantallas
三、ひやらしゃが下、なだらしゃが下、
四、おれどねどころ、とね所やよる 云々
島の言葉だから少し解しにくいが、二の「にらいそこもい云々」は、原註には鼠の事也とある。モイは敬称、カナシよりは一つ次、思いという語から出たもので、鼠がニライに属する尊者と認められていたことは是でまずわかる。伊波さんの「あまみや考」には、このニライソコ・カナイソコを土の底と解し、ニライカナイは本来大地の下のことであったのが、後に転じて遥かなる海の彼方の意に、変ったのだと言っておられるが、それは三の句のヒヤラシャ・ナダラシャが、岡の斜面の鼠穴のことを言っているからで、とても全体には適用せぬ説であった。今ある文献の示す限り、人がニライを拝むには必ず海の辺りに出で、毎年のニルヤの大主は、いつでも海を越えて渡ってくると考えられていた。死者の精霊に対してのみは、地下に向かって祭をする感覚が、日本ではいつのまにか発生しているが、それさえも沖縄の島々には見られないのである。是は全く底という文字に囚われ、底の国も常世の国も同じという『古事記伝』の説を引用しながら、それを十分に考えてみられなかったためかと思われる。