Clásicos japoneses con furigana
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うんのじゅうざはいせんにっき
海野十三敗戦日記
海野 十三
Lee 海野十三敗戦日記 (うんのじゅうざはいせんにっき) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 83.094 caracteres · 167 pantallas
菜園にはすでに芽も青々と出ているし、風呂二つも今明日より入れるそうだし、髪床も数日うちに開店のよし。
◯附近に焼夷弾の筒が十数本、一邸内に固まっているところを見せて貰い、慄然とした。
◯目白警察へ畳のことで用あって行く氏と、目白駅の手前で別れた。氏も奥さんも、ともに元気なのは、うれしい。
◯大下邸もこの前とは変わり、きれいに片づき、既に種もまいてあるそうな。この家の塀が千金の値あり。
◯今日は裏の防空壕の上に、庭の敷石(実は小石をセメントで固めたもの)をずらりと敷き、敵機の機銃弾に対し、いささか強き壁とした。焼夷弾筒も防げる見込みである。晴(※晴彦、長男)暢(※暢彦、次男)よく働く。
田中さんの義ちゃんや、もう一軒の田中君の子供たちも仲々よく働いてくれる。
◯一昨夜は敵襲あるかと思われたし、実際に空襲警報も出たのであるが、入って来たのは三機だけで、こともなかった。
九州はもうこの十日間に八連爆か九連爆で、飛行場附近を盛んにやっているらしい。鹿児島からも串良からも手紙が来ず、わからない。
また瀬戸内海等ヘ、機雷投入を二日つづけてやった。きょうは尾道と四国との連絡船が停まったと出ていた。