Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
ひとこおりのシャスタさん
火と氷のシャスタ山
小島 烏水
Lee 火と氷のシャスタ山 (ひとこおりのシャスタさん) de 小島 烏水 (こじまうすい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 8333 caracteres · 16 pantallas
川上の方へ「シャスタ」が、白い炎を爛々と光らして、汽車の窓から、大抵は右に見えるが、「左富士」のように、左に見えることもある、それほど川は、S字の環を繋ぎ合っている。前に述べたシッソンの停車場へ着くまでには、ダンスミールという、材木を伐り出すので賑やかな古駅があり、その次には、シャスタ・スプリングといって、シャスタ火山の基盤熔岩なる岸壁の間から、地下の伏流が、富士の白糸の滝のように、千筋とまでは行かなくとも、繊細な糸を捌いて、たぎり落ちるところもある、「花茨故郷の路に似たるかな」が、ますます思い出される。
シッソンという寂しい停車場は、富士ならば、御殿場駅に当るところであるが、この方面から見たシャスタは、一座の尖れる火山にしか見えない、それが、シャスタの主峰であるが、汽車が北へ廻るに随って、いつの間にか、主峰の傍に、また一つの同じような火山が出て来る、それはシャスチナで、高さは日本の富士山と同じく、一万二千三百尺であるが、シャスタ主峰は、それよりも更に、約二千尺高く、海抜一万四千百六十二尺と註せられている。火口は、シャスタに一つ、シャスチナに一つ、その双峰を繋ぎ合わせるところの、プラットフォームにも、一つあるという話であるが、私はそれをよく知らない。