Clásicos japoneses con furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lee 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 230.599 caracteres · 458 pantallas
野菜が主の食事になっても牛乳があるといくらかましですから。でも三人迄の家には三合ぐらい(月に)食用油を配給するそうですから、いいけれど、どんな油でしょうね。ヒマワリの油を用うのでしょうか、私はあの不消化工合にはこまった覚えがあるのですが。ヒマワリの種をたべるところの庶民的食用油はヒマワリで、それはこなれにくいわ。油がひどかったりして私はあんな胆嚢炎をやりましたから、油には大いに注意するつもりです。きっと肝臓の病が殖えるでしょう、肉の油が不足でどこでもそれを多く使うというわけになるでしょうから。家庭ではひどいものしかたべられない。そとで、うんと高ければましなものもある、そういう傾向になって来ます。
私の血圧は大丈夫と思うのですけれど。あぶなそう? この頃は又そとめにはお分りにならないでしょうが、すこしほそいのよ、私としては。ですから猶いいと思って居ります。私はどうせ、急にポクリのタイプではあるけれど、中風の型ではありません、体つきからそうの由です、その点は大体御安心。チブスも今のところは大丈夫。虱のいるところは大変伝播して居ります、あれはいつも虱ね、ジョン・リードだってそうよ、虱よ。