Clásicos japoneses con furigana
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とざんだんぎ
登山談義
木暮 理太郎
Lee 登山談義 (とざんだんぎ) de 木暮 理太郎 (こぐれりたろう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 8219 caracteres · 16 pantallas
。小荷物などと違って、自分の送り状を自分が持って行くのですから、途中で紛失する憂も、間違って配達される心配も絶対に有りません。案内状には、
此御客様御案内申上候に付御入宿相成候はゞ御大切に御取扱之段御願申上候以上
とか、或は
此御客様御さし宿仕候間御着の砌には万事不都合無之様御取扱のほどねがひ候也
というような添書がありました。又行先の宿屋から版にして配ってある刷物を渡すこともあって、それには
私方より宿引差出不申若外宿引のもの旅人体になり私方を悪しく言ひ外宿をしんせつらしく御すゝめ申か又人力ひきも右様に申候共決て御取上なく御投宿冀望候也
という注意書きなどもありました。こうして安全に目的地へ着くことが出来たし、特に独り旅の場合などは、昔よくあったようにお断りを食う気遣もなく、全く重宝なものでした。帳面には駅と駅との間に簡単ではあるが、名所古蹟などの図が入れてあるので、それらを見物するにも役立ちます。
勿論渺たる小冊子、紙質が悪いから刷りも善かろう筈はなく、細字は消え失せたりして間違の種を蒔く原因となることもありました。私が木曾福島の蔦屋で貰った中仙道を京都へ上る帳面には、木曾駒の図があり、上松からも寝覚からも登れるように書いてあったので、上松から登る予定を変更して、寝覚の床を見物し、翌日駒へ登ったのでありますが、