Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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いしのかみとさえのかみと

石の信仰とさえの神と

折口 信夫

Lee 石の信仰とさえの神と (いしのかみとさえのかみと) de 折口 信夫 (おりくちしのぶ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 7221 caracteres · 15 pantallas

Aozora Bunko

なぜ、さえの神が生殖器の神になったかを言う前に、なぜ、さえの神は子供で祀っているかを考えたいが、これは私にもわからぬ。石が村外れにあってもなくても、村外れは、さえの神のいるところと考えている。その村のいちばん外れに控えている神を、何のために子供が祀らねばならぬのか、われわれには本当は解釈がつかぬが、事実において子供が祀っている。しいて言うならば、大人は村の主な神を祀り、神とも言えぬ精霊みたいな村に付属したさえの神ゆえ、子供が管理して祀るとしておくが、もっと根本的なものに触れねば説明は役に立たぬ。

一つ、問題を柳田先生が提出された。郷土研究社の『炉辺叢書』の前に、もう一つ玄文社から出た『炉辺叢書』があって、水色の表紙で、四冊一組になって出た。その一つに、『赤子塚の話』がある。ひょっとすると、この話のほうから説明がつくかもしれぬ。塚の前を通るときに、変わったことが起こるという話である。こればかりでなく、人間の子供が間引かれて(こんな語はいやな語だが、昔はあまり子供が多いと農村が疲弊するから間引いた。今でも行なわれているかもしれぬが)、赤子塚のできる理由を、それで説明されようとした。