Clásicos japoneses con furigana
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べにすずめ
紅すずめ
小川 未明
Lee 紅すずめ (べにすずめ) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 4210 caracteres · 9 pantallas
からすが、強く羽音をたてて、飛んできたのを知ると、こまどりは、さもびっくりしたようですが、やはり知らぬ顔をして歌いつづけていました。
すずめは、こうして自分たちとあまりようすの違わないこまどりが、みんなからうらやまれるのを見て、ますます不平でたまりませんでした。ついに、すずめは、こまどりに向かってたずねたのです。
「こまどりさん。どうしてあなたは、そんないい声をもっておいでなのですか、その理由を私に聞かしてください。私も同じ鳥ですから、そして、あなたとは格別ちがっていないように思っていますが、だれがあなたに、そんないい音色を出すことを教えたのですか、私にきかせてください。私も、ぜひ、いって教わってきますから。」といいました。
このとき、こまどりは、はじめて歌うのをやめました。そして、すずめの方を向いて、
「すずめさん、お疑いは無理もありません。しかしこれには子細のあることです。あなたはあの日輪が、深い谷間に沈んでいたときのことをお知りですか。私たちの先祖は、ちょうどここにいなさるからすさんのご先祖といっしょに、日輪を谷から、綱で縛って空へ引き上げるときに、骨をおったのです。