Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

ja-reading.com

Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.

きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lee 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 189.935 caracteres · 379 pantallas

Aozora Bunko

婆「はい、狭うござえますし、それに殿様が入らっしたって、汚くって坐る処もないが、上の藤右衞門の処に屏風が有りますから、それを立廻してあげましょう」

秋「それは至極宜かろう、何でも宜しい、私が弁当を持って行くから別に厄介にはならん」

婆「旨えものは有りませんが、在郷のことですから焚立の御飯ぐらいは出来ます、畑物の茄子ぐらい煮て上げましょうよ」

秋「然うしてくれゝば千万辱けないが、事に寄ると私一人で往くがな、飴屋の亭主に知れちゃアならんのだが、何時ぐらいに飴屋の亭主は来るな」

婆「左様さ、大概お昼を喫ってから出て参りますが、彼でも未刻過ぐらいにはまいりましょうか、それとも早く来ますかも知れませんよ」

秋「そんなら私は正午前に弁当を持ってまいる、村方の者にも云っちゃアならん」

婆「ハア、それは何ういう理由で」

秋「此の方に少し訳があるんだ、注文をして置いた瓢覃を持って来たとな」

婆「誠に妙な形でお役に立つか知りませんが」

と差出すを見て、

秋「斯ういう形じゃア不都合じゃが」

婆「其の代り無代で宜うがんす、口を打欠えて種子え投込んで、担へ釣下げて置きましたから、銭も何も要らねえもんでごぜえますが、思召が有るなら十六文でも廿四文でも戴きたい