Clásicos japoneses con furigana
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うすどろどろ
薄どろどろ
尾上 梅幸
Lee 薄どろどろ (うすどろどろ) de 尾上 梅幸 (おのえばいこう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 1381 caracteres · 3 pantallas
▲『四谷』の芝居といえば、十三年前に亡父が歌舞伎座でした時の、伊右衛門は八百蔵さんでしたが、お岩様の罰だと言って、足に腫物が出来た事がありました。今度私に突合って、伊右衛門をするのは、高麗蔵さんですが、自分は何ともないが、妻君の目の下に腫物が出来て、これが少し膨れているところへ、藍がかった色の膏薬を張っているので、折から何だか、気味を好く思っていないところへ、ある晩高麗蔵さんが、二階へ行こうと、梯子段へかかる、妻君はまた威かす気でも何でもなく、上から下りて来る、その顔に薄く燈が映して、例の腫物が見えたので、さすがの高麗蔵さんも、一寸慄然としたという事です。
▲また東京座も、初日になると、そのような意味の怪談(?)もありましょうけれども、まあまあ今申し上げるお話はこのくらいなものです。