Clásicos japoneses con furigana
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ゆきぐにのはる
雪国の春
柳田 国男
Lee 雪国の春 (ゆきぐにのはる) de 柳田 国男 (やなぎたくにお) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 136.000 caracteres · 266 pantallas
しかも海尊の常陸にいたということは早くよりこれを伝え、たとえば天海大僧正のごときも、若いころにかの地方にあって、残夢和尚の海尊に逢い、長生の秘訣を学んだようにいっていたのである。
そうかと思うとまた同じ元禄の前後に、仙台領では角田と白石との間を往来して、村々の旧家に書いた物などを残した白石翁という異人があった。この実名を語らず年を言わず、それでいて非常な長命であったらしく、誰を捉えても倅といった。角田の長泉寺の天鑑和尚などは、元禄三年に百七歳で死んだが、白石翁はこの和尚をもなおせがれと呼んだ。やはり源平合戦の話がたいそう詳しく、おりおり人の家でその話をしたので、あるいは清悦かとの世評もあった。この翁は元禄六年の二月十八日、白石在の安子島氏の宅で、めでたく往生をとげたにもかかわらず、十何年後になって京都に行ったある商人が、確かに京のある所で見かけたという話もあった。
清悦がとくに死んだことは、『清悦物語』の中に正しく記してあるにもかかわらず、なお右の通りにいつまでもどこかにおった。この種の仙人になると、どうも死んだと生きているとの境がはなはだはっきりとしない。