Clásicos japoneses con furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lee 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 117.546 caracteres · 234 pantallas
時には本当に驚きました」
幸「彼の時は怖かったな、彼の時に種々災難の重なったのも詰りお母さんが止せと仰しゃったのを無理に出たから悪かったが、鈴木屋に働いていた彼のおりゅうには驚いた」
由「えゝ彼奴には喰ったね、ポロ/\涙を零して、えゝ何とか云いましたっけ、私は瀧川左京のお嬢さまでございますって身の上話を並べたから、此方もホロリと来て、あゝお気の毒だって、貴方はお慈悲深いもんだから五十円で身の代をくぎって、東京へ連れて来て権妻になすって、目を掛けておやんなすったが、実に怖いな、漸々様子を聞けば芝居町の芸者で小瀧と云う奴だそうで」
幸「私が東京へ連れて来ると芝居を観るのも厭だ、物見遊山は嫌いだ、外へ出るのは厭だと神妙らしく云ってたのは、本当に出嫌いのではなくって、実はお尋ねものゝ日向見お瀧と云う奴で、真実温順しいのではない、何処へも出て歩く事が出来ねえんだ」
由「亭主は村上何んとか……ウン松五郎てえ肩書の有る旅稼ぎだそうでげすが、得て湯場などには然う云う奴がありますね」
六十一
幸「おい/\此処でうっかりお尋ねもんだなんて、彼奴の事ア喋られませんよ」