Clásicos japoneses con furigana
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あおべかにっき
青べか日記
山本 周五郎
Lee 青べか日記 (あおべかにっき) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 37.334 caracteres · 76 pantallas
と云われた。本当に悦しそうだった。皆喜んで呉れていた。彦山に電話して京橋の交叉点で約束の時間に一時間ばかり待っていたが遂に会わなかった。帰って来てから天てつで酒をのみ、又高梨で皆と麦酒をのんだ。今は十二時だ、疲れている。寝よう。(五、一)
金が入った為に予の足は地から浮いた。馬鹿なことだ。貧乏は貴いと思った。葉山嘉樹の「海に生くる人々」を読んでいる。良い。是は考えなければならない。予自身の境地は渝らぬが。「夜とぼし」と云うものが始まった。石油の明りで、田甫の間を泥鰌を刺して歩くのである。点々として赤い燈の揺れて行くのはロマンティクである。明日東京へ金を取りに行く。昨日から今日へかけて十五円を費消した。ばかめ。こんな奴はいつまでも貧乏の底へ叩き込んで置くが宜いのだ。(五、二)
昨日も酒を飲んだ、今日も飲んだ。中・商新報へ「こうちェ」を書いた。「弘高」には未だかからない。頻りに旅を思っている。雨が続く。両三日前英国からグロスタア公がガアタア勲章捧呈の為に来朝している。今日、日比谷公園では日英交歓の音楽会が開かれた。C・S社の足立と云う男が予を文学青年だと号した、予は是に怒った。