Clásicos japoneses con furigana
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めしまつま
飯待つ間
正岡 子規
Lee 飯待つ間 (めしまつま) de 正岡 子規 (まさおかしき) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 59.525 caracteres · 126 pantallas
それも苦しいのでその夜はそれを擲ってしもうたが、翌日になって見ると一枝の花を裏と表と両面から書いてあったのがちょっと面白かったので、それに改めてゾンザイな彩色を加えまた別にげんげんの花を二輪と、チンノレイヤという花とを書き添えた。このチンノレイヤという花は紫のようで少し赤みがあって、光沢があって、どうしてもその色をまねることが出来なかった。この一枚もかくの如くしてまた書き塞げてしもうたので、例の通り賛を加えた。その歌は、おだまきの花には
桐ノ舎ガ妻ヲ迎ヘシ三年前カキテ贈リシヲダマキノ花
という歌、これは一昨年の春東宮の御慶事があった時に予が鉢植のおだまきを写生して碧梧桐に送り、そのまさに妻を迎えんとするを賀した事があるのを思い出したのである。別にこの花に意味はなかったのであるが、おだまきという名は何とやら恋にちなみのあるような心持がする。それからげんげんの賛は
上ツフサ睦岡村ニ生レタル「ワラビ」ガ知ラヌゲンゲンノ花
という歌、これは蕨真がげんげんの花を知らなかったので先日来た時に説明してやった事があるのである。もっとも十年ほど前に予が房総を旅行した時に見分した所でも上総をあるく間は少しもげんげんを見た事がなかったので、この辺には全くないのかと思うたら、房州にはいってからげんげんを見た事を記憶して居る。