Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ちょうとみっつのいし

ちょうと三つの石

小川 未明

Lisez ちょうと三つの石 (ちょうとみっつのいし) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.

N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 4 385 caractères · 9 écrans

Aozora Bunko

頭の上の青空は、いつになっても変わりがなかったけれど、また、その空を流れる白い雲にも変わりがなかったけれど、女のようすは変わっていました。

水車場には、知らぬ人が入って住まうようになりました。

「若いうちに、うんと働いて、年をとってから楽な暮らしをしたいものだ。」と、二番めの夫はいいました。

彼女も、また、そう思いました。

「ほんとうに、そうでございます。」と、女は答えた。

そして、夫婦は、いっしょうけんめいに、家業に精を出したのであります。四、五年たちました。

すると、夫が病気にかかりました。病気はだんだんと重くなって、医者にみてもらうと、とても助からないということでありました。

夫は、死んでゆく自分の身の上を悲しみました。女は、また、夫に別れなければならぬのをなげきました。

「私が死んでしまったら、後でどんなにおまえは困るだろう、しかし正直にさえ働いていれば、この世の中にそう鬼はない、あまり心配しないほうがいい。」と、夫は、悲しみに沈んでいる妻をなぐさめていいました。

「わたしは、自分のことを思って、悲しんでいるのでありません。あなたにお別れしなければならぬのが悲しいのです。