Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ひばりのおじさん

ひばりのおじさん

小川 未明

Lisez ひばりのおじさん de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N4. Touchez un mot pour le sens.

N4 · débutant · kanji et kana modernes · 1 205 caractères · 3 écrans

Aozora Bunko

町の中で、かごからひばりを出して、みんなに見せながら、あめを売る男がありました。その男を見ると、あそんでいる子供たちは、

「ひばりのおじさんだ。」と、いって、そばへよってきました。

あき地になっている、すこしのひろばへ、かたから、あめの箱と、下げているかごを下ろしました。

「さあ、お坊ちゃんも、おじょうちゃんも、あめを買ってください。ひばりをはなして見せますよ。」と、男は、こしをおろしながら、子供たちの顔をながめました。だいぶあめが売れると、男は、かごのふたをあけて、

「さあ、とべよ。」と、いわぬばかりに、片手を上げて、後さがりをしました。

ひばりは、やがて、ピイチク、ピイチク、なきながら、高く、高く、空へ上がりました。そして、このまま、どこへかとんでいってしまいそうに、見えなくなったが、そのうちおじさんが、ピイ、ピイ、笛を鳴らすと、けんとうを、あやまらずに、えんとつや、たてものの間を分けて、すぐ近くへ下りて、またかごの中へ入ってしまいました。

おじさんは笑いながら、「私のいのちより、大事にしていますよ。」と、いつもいうのでした。

ある日、おじさんは、いつもの場所へきて、年ちゃんや、義ちゃんや、とめ子さんのいる前で、ひばりをかごからはなしたのでした。