Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ぼたもち
ぼたもち
三好 十郎
Lisez ぼたもち de 三好 十郎 (みよしじゅうろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 15 324 caractères · 31 écrans
ただなあ、人間早まつちやならねえ。喜十はイジメられてるイジメられてると言うが、その喜十や森山さんの言う事嘘たあ思わねえが、話ばようく聞いていると、そん中でホントにあつた現なまの事というと、水口がへずられるという事一つきりだ。だらず? 配給を抜かされることも、祭りの寄附のことも、附き合いはずれの事も、そのほか、みんな、その時々の話の行きちがいかも知れねえし、こつちの思い過しかも知れねえ。すべてアヤフヤなこんだ。事がグレハマになる時は、そうた事が次ぎ/\と起きるもんだ。それをこつちが、年中いじめられるいじめられると思う気があるもんで、一つ/\曲つて取る。人間は自分が嘘つくつもりは無くとも嘘をつく事だつてあらあ。はは、家のじさまが一度キツネにだまされた事あつてな、小諸の親戚の祝儀へ行つての帰りに、こゝの上まで戻つて来てんのに、どうしても家へ入れねえつうんで、大声はりあげたんで、出て見ると坂の上でグル/\ひとつ所ば廻つていてなあ、俺が行つてやつと連れもどしたが、俺の顔見てもまだキツネにばかされていると言つてたつけ。なあに、段々聞くと、悪い地酒をサンザ飲んで、そこへサバずしの少し腐つたやつを食つて、油に酔つちやつて頭が少しどうかしていたのよ。