Classiques japonais avec furigana
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パルテノン
パルテノン
野上 豊一郎
Lisez パルテノン de 野上 豊一郎 (のがみとよいちろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 8 476 caractères · 17 écrans
パルテノンの大きさは長さ二二八呎・幅一〇一呎といわれるが、観点の位置によっては、長さは幅の二倍以上とは見えない。それを高さ三四呎のドリス式の円柱四十六本が取り囲んで、大きな屋根を支えていたわけである。柱列は東側と西側に八本ずつ、南側と北側に十七本ずつ、計算する時は四隅の柱は重複するので合計四十六本となるわけである。
各円柱の柱頭はがっちりした軒縁の巨石を支え、軒縁と比較的薄い軒蛇腹の間には、彫刻帯が幅広く取り捲いて、その上には世に隠れもないプ※(小書き片仮名ヘ、1-6-86)イディアスの浮彫の傑作が展示されてあった。そのうち磨滅した部分は今もそのまま残っている。更にすばらしい浮彫の大作は東側と西側の正面の軒蛇腹を底辺とする横長い二等辺三角形の破風に見出された。
以上は殿堂の外側の構造で、内側にも東の端と西の端にそれぞれ六本ずつのドリス式円柱が並び、それを前後にして中に石壁で囲まれた内殿があった。内殿は二つに仕切られ、東側の三分の二はヘカトンペドス・ナオス(百歩殿)と呼ばれ、西側の三分の一はパルテノン(処女殿)と呼ばれた。東側の入口からはいると、まずプロナオス(前殿)があり、中央の鉄の格子扉の先がヘカトンペドス・ナオスで、名称は部屋の長さが歩測して百歩あったからである。