Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
フレップ・トリップ
フレップ・トリップ
北原 白秋
Lisez フレップ・トリップ de 北原 白秋 (きたはらはくしゅう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 145 698 caractères · 293 écrans
「いったい、何羽いるんだ。」
「三十万。」
「ほう、三十万。」
「わかりゃしないさ、計算できるかい。」
「坪で計るんでさあ、坪で。」と水産課だ。
「ペンギン鳥とはちがいますか。」
「ちがいます。似てはいますがね、海鴉という奴です。」
「直立しているんだね。ありゃ、おもしろいな。」
「あれで卵を一つずつ両股の間に挟んでいるんですよ、みんな。」
「へえ、どんな卵です。」
「それは綺麗ですよ。青磁いろで、黒い斑入りで、円錐形に近い楕円で、大きいんです。」
風だ。
光だ。
飛ぶ。
飛ぶ。
飛ぶ。
飛ぶ。
飛ぶ。
「やあ、飛んでる、飛んでる。」
岩壁の縁が、縁から、はがれて、飛ぶ、飛ぶ、
白光、
赤光、
紫金光。
閃々光だ。
「あ、啼いてるようだな。」
飛沫、飛沫、
「こりゃひどい、とても上陸れませんよ。この波では。」
「決死隊だな。一番やっつけるかな。」
飛ぶ、
飛ぶ。
飛ぶ。
飛ぶ。
飛ぶ。
飛ぶ。
第二光景
「坊や。」と私は心で叫んだ。
どうしたんだ、いったい、私は。
竹林だ。紅い芙蓉の蕾だ。
藁壁の木兎の家の窓から顔が出る。――円い眼だ。