Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かかこうしゅ

中国の怪談(二)

田中 貢太郎

Lisez 中国の怪談(二) (かかこうしゅ) de 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 107 926 caractères · 225 écrans

Aozora Bunko

鬼は曾を促して、山へ登らそうとした。曾は泣き叫んで身を縮めて動かなかった。鬼は毒錐で曾の脳天を突き刺した。曾は痛みを負いながらもまた憐れみを乞うた。鬼は怒って曾を捉えて起ち、空に向って力まかせにほうり投げた。曾は自分の体が雲の上に浮んだように感ずるまもなく、目が眩んで真逆さまに落ちた。刃は胸に突き通って痛さは言葉につくすことができなかった。そのうちに時間が経つと体の重みで刃の孔がだんだん闊くなって、たちまち脱け落ちて、手足は尺取虫のように屈んでしまった。

鬼はまた曾をおいたてて往って王を見た。王は曾が平生爵位を売り、名を鬻ぎ、法を枉げ、権勢を以て人の財産を奪いなどして得た所の金銭は幾何であるかということを詮議さした。そこで髯の長い人がそろばんを持って計算して言った。

「三百二十一万でございます」

王は言った。

「彼がこれまで積んできた位、また飲ますがいいだろう」

間もなく金銭を取って陸上にうずたかく積んだが、それは丘陵のようであった。それをだんだん釜の中に入れて烈火で鎔かし、鬼は数疋の仲間に、杓をもってそれを曾の口に灌がした。頤を流れると皮膚が臭い匂いをして裂け、喉に入れると臓腑が沸きたった。