Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
にばんめのむすめ
二番めの娘
小川 未明
Lisez 二番めの娘 (にばんめのむすめ) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 7 488 caractères · 16 écrans
はたして、薬売りの小父さんは、夏のはじめにやってきました。そして、こんどはお土産に、二番めの女の子に、紅い珠をくれました。ほかの子には、西の国の町の絵紙などをくれました。
「みなさん、いつもお達者でけっこうですね。私も、もう年をとって、こうして歩くのが、おっくうになりました。若いときから、働いたものですが、この後、もう幾年も諸国をいままでのようにまわることはできません。それに、私には、子供というものがないのですから、さびしくて、楽しみがないのであります……。」と、薬売りの小父さんは、母親に話しました。
「まあ、あなたには、お子供さんがないのですか?」と、母親は、それは、さだめしさびしかろうというようにいいました。
「こうして、働いて、金をのこしましても、やるものがないので、ばあさんと、つまらないといいくらしています。」と、旅の薬売りの小父さんはいいました。
「小父さん、また、来年になったらくるの?」と、子供たちはいいました。
「ああ、また、来年になったらやってきますよ。みんな、お母さんのいうことをよくきいて、達者でおいでなさい……。」と、薬売りの小父さんはいいました。