Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ごかいのまど
五階の窓
森下 雨村
Lisez 五階の窓 (ごかいのまど) de 森下 雨村 (もりしたうそん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 12 990 caractères · 26 écrans
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「何者だい。いったい?」
「被害者が経営してる工場の職長だ。昨夜、ぼくは会ったんだがね。しらばくれて、そんなことはひと言も言わなかったんだ。さっそく、引っ張ってきて調べてみなくちゃならん。いずれお礼には来るが、今日はこれで失敬しよう。いや、どうもありがとう」
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警視庁へ入っていったときの沖田刑事と出てきたときの沖田刑事とは、まるで別人のような観があった。目の色が光っていた。顔全体が輝いていた。むろん、足の歩きっぷりまで違っていた。
詰襟の服、丸い赭顔、濃い髯。それは昨夜、西村電機工場で会った桝本職長の顔ではないか。一見して怖いという感じを与えるといった留公の言葉も当たっている。なんとなくひと癖ありそうな面構えだ。
その桝本が、昨夜会ったときに、社長の死を知りながら一時間前に自分がその人を訪ねたことをひと言も口にしなかったのは不思議である。それに、留公の言ったことが嘘でないとすれば、社長を訪ねてその部屋へ入らずに外へ連れ出したというのもただごとではない。
犯人か? それとも共犯か?――いずれにしても嫌疑をかけてしかるべき男だ。まかり間違っても何かの手がかりは掴めるに決まっている。