Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

れいこせいめいむろく

令狐生冥夢録

田中 貢太郎

Lisez 令狐生冥夢録 (れいこせいめいむろく) de 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 6 496 caractères · 14 écrans

Aozora Bunko

それは篆籀のような文字で読むことができなかった。

一行はそこから府門を出て北に向って往った。七八町も往ったところで大きな城がきた。それは鉄板を張り詰めたような黒い厳しい建物で、その中から霧とも煙とも判らない黒い気がもやもやと立ち昇って、それが空の雲といっしょになっていた。

城門の口には見るからに恐ろしい守衛がたくさんいた。皆牛の頭のように角のある顔の恐ろしい、それで体の青い紺色の髪の毛の、頭にも手足にももじゃもじゃと生えた者で、それがそれぞれ戟のような物を持っていた。それは立っている者もあれば坐っている者もあった。

二人の鬼使は前に立って往って、かの帖を一人の守衛の前にさしだした。守衛は一眼見て頷いた。

そこで一行は門の中へ入った。中からは遠濤の音のような人の泣声が聞えてきた。それは物凄い、肉を刻まれ骨を砕かれる時のような叫びであった。※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)はもう足が縮んでしまった。

物凄い叫喚の場処はすぐきた。黒い霧とも壁とも判らない物に四辺を囲まれた中に、血みどろになった人がうようよといて、それがのたうって悶掻き叫んでいた。