Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
まんじ
卍
谷崎 潤一郎
Lisez 卍 (まんじ) de 谷崎 潤一郎 (たにざきじゅんいちろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 133 618 caractères · 258 écrans
ちょっとも悪い人違うし、会うたらきっと姉ちゃんかて気に入る思うねんけど、……」「ほんまに、そやなあ、あんなりいうのんもけったいなし、向がそないいやはんねやったら、あても会うときたいなあ。光ちゃんの好きな人やったら、あてかってきっと好きになれる。」「ふん、そらきっとそや。そしたら今日でも会うてくれるか?」「いつでもかめへんけど、あの人何処にいてんの?」「さっきから此処の家い来てんねん。」――私も多分そんなこッちゃろ思てましたのんですが、「そんなら此処い呼ぼなあ」いいなさって、「あの人に来てもろて頂戴」いうと、直きに綿貫が這入って来ましてん。「やあお姉さんですか……」と、この前の時は「奥さん」いうたのに「お姉さん」いう言葉使て、私を見たら恐縮したみたいにズボンの膝そろえて畏まって、「あの時はまことにえらい失礼しまして、……」いうて、――なんせいつやらは夜おそうもありましたし、それにあんな訳で人の着物借り着してましたし、その日イは明るい真ア昼間のことですのんで、紺の上衣に白セルのパンツ穿いてるのんが、違た人のような印象受けたんですけど、歳は二十七、八ぐらいで、この前の時の感じよりもっと顔の色白うて、やっぱり「美男子やなあ」