Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

こじきものがたり

古事記物語

鈴木 三重吉

Lisez 古事記物語 (こじきものがたり) de 鈴木 三重吉 (すずきみえきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 96 723 caractères · 191 écrans

Aozora Bunko

そして、天香具山という山からさかきを根抜きにして来て、その上の方の枝へ、八尺の曲玉をつけ、中ほどの枝へ八咫の鏡をかけ、下の枝へは、白や青のきれをつりさげました。そしてある一人の神さまが、そのさかきを持って天の岩屋に立ち、ほかの一人の神さまが、そのそばでのりとをあげました。

それからやはり岩屋の前へ、あきだるを伏せて、天宇受女命という女神に、天香具山のかつらのつるをたすきにかけさせ、かつらの葉を髪飾りにさせて、そのおけの上へあがって踊りを踊らせました。

宇受女命は、お乳もお腹も、もももまるだしにして、足をとんとん踏みならしながら、まるでつきものでもしたように、くるくるくるくると踊り狂いました。

するとそのようすがいかにもおかしいので、何千人という神たちが、一度にどっとふきだして、みんなでころがりまわって笑いました。そこへにわとりは声をそろえて、コッケコー、コッケコーと鳴きたてるので、そのさわぎといったら、まったく耳もつぶれるほどでした。

天照大神は、そのたいそうなさわぎの声をお聞きになると、何ごとが起こったのかとおぼしめして、岩屋の戸を細めにあけて、そっとのぞいてご覧になりました。