Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
こくをみる
古句を観る
柴田 宵曲
Lisez 古句を観る (こくをみる) de 柴田 宵曲 (しばたしょうきょく) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 166 028 caractères · 333 écrans
雲雀の声は多くの場合、長閑な光景に配せられている。この句は風が吹いている上に、濛々たる砂塵まで揚っているのだから、平安朝流の歌よみなどは閉口しそうな趣であるが、それで雲雀の感じは少しも損われていないところが面白い。
蛙子や尾先ににごす小田の水 淵龍
田の水の浅いところに、蝌蚪が沢山かたまっている。あのやがて消え去るべき短い尾を動かすたびに、田の水にささやかな濁りが立つ。大まかなようで繊細な趣を捉えたものである。
「尾先ににごす」という言葉だけ切離して考えると、もう少し大きな動物であってもよさそうな感じがする。従ってこの蝌蚪も一疋の動作と見た方が、印象がはっきりするかも知れぬが、蝌蚪そのものとしてはやはり黒くかたまって、絶えず動いている方がよさそうに思う。蝌蚪の尾によって絶えず濁りを生ずるところに、浅い田の水の様子が窺われる。
肩もみてともに眠るか春の雨 百洞
春雨の懶さとでもいうべきものを現した句である。肩を揉ませているうちにいい気持になって、ついうとうとする。揉んでいる方も眠くなったのであろう、揉む手に力が入らなくなる、外は春雨がしとしと降っている、というのである。