Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

こうふ

坑夫

夏目 漱石

Lisez 坑夫 (こうふ) de Natsume Sōseki (夏目 漱石) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 141 690 caractères · 283 écrans

Aozora Bunko

ところへ二三人、下からどやどやと階下段を上がって来た。もう飯を済ましたんだろうか、それにしては非常に早いがと、心持上がり段の方を眺めていると、思も寄らないものが、現れた。――黒か紺か色の判然しない筒服を着ている。足は職人の穿くような細い股引で、色はやはり同じ紺である。それでカンテラを提げている。のみならず二人が二人とも泥だらけになって、濡れてる。そうして、口を利かない。突っ立ったまま自分の方をぎろりと見た。まるで強盗としきゃあ思えない。やがて、カンテラを抛り出すと、釦を外して、筒袖を脱いだ。股引も脱いだ。壁に掛けてある広袖を、めりやすの上から着て、尻の先に三尺帯をぐるりと回しながら、やっぱり無言のまま、二人してずしりずしりと降りて行った。するとまた上がって来た。今度のも濡れている。泥だらけである。カンテラを抛り出す。着物を着換える。ずしんずしんと降りて行く。とまた上がって来る。こう云う風に入代り、入代りして、何でもよほど来た。いずれも底の方から眼球を光らして、一遍だけはきっと自分を見た。中には、

「手前は新前だな」

と云ったものもある。自分はただ、