Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

だいうちゅうえんせいたい

大宇宙遠征隊

海野 十三

Lisez 大宇宙遠征隊 (だいうちゅうえんせいたい) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 53 967 caractères · 109 écrans

Aozora Bunko

交替時刻

僕はおどろいたよ。そして、仕方がないから、両手をだして、宙に浮いている味噌汁をつかんでは、椀の中におしこみ、つかんではおしこんだものさ。あははは」

鳥原は、そのときのことを思いだしてか、おかしそうに肩をゆすぶった。

「ずいぶん、おもしろい話ですね」

「おもしろいのは、話として聞くからだ。ほんとうに、こんな目にあってごらん。それこそ、あまりふしぎで、気もちがわるくて仕方がないよ」

そういっているとき、小食堂の天井にとりつけてあるブザー(じいじいと蜂のなくような音――を出す一種の呼鈴)が鳴りだした。

「あっ、いけない。もう交替時間だ」

風間三郎は、ひょこんと椅子からとびあがった。

交替時刻

「第六直艇夫、作業やめ。第一直艇夫、持ち場につけ!」

高声器から、先任の当直操縦士の声が、ひびきわたる。

「そら、交替だ」

だっだっだっと、靴音が廊下に入りみだれる。

風間三郎少年は、ほのあかるい廊下を、元気に、弾丸のようにとんでいって、艇長室の前へいって、直立不動の姿勢をとった。

噴行艇の中は、ずいぶん規律がきびしかった。作業中は身がるいときは、どんなときでも、駈け足ときまっていた。