Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

おおとりものせんにんつぼ

大捕物仙人壺

国枝 史郎

Lisez 大捕物仙人壺 (おおとりものせんにんつぼ) de 国枝 史郎 (くにえだしろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 47 606 caractères · 97 écrans

Aozora Bunko

小判の雨でも降るかもしれねえ」

宝壺! 宝壺! ほんとに怪異など起きだすだろうか?

果然怪異は起こったのであった。

深夜、壺は音楽を奏した。

非常に微妙な音楽であった。

同時に人々は亢奮した。鼬が檻を食い破り、主人の喉笛へ喰らい付いた。

それは決して福の神ではなく、むしろ災難の神であった。

「釜無の文」は喰い殺された。

次にこの壺を手に入れたのは、文の手下の銅助であった。

「うん、俺は大丈夫だ。きっと福の神にして見せる」

で、それを枕元へ置き、安らかに眠ったことである。

すると、音楽が聞こえてきた。彼はにわかに胸苦しくなり、無宙で飛び起きて駈け廻った。

そうして柱へ頭を打ちつけ、血を吐いて死んでしまった。

損をしたのは木賃宿の亭主で、その月の宿賃をフイにした。そこで銅助の持物を一切バッタに売ることにした。

そこで、その壺と付属地図とはある古道具屋の手に渡った。

この間に世間は一変し、世は王政維新となり、そうして奠都が行なわれた。

江戸が東京と改名され、大名はいずれも華族となり、一世の豪傑勝安房守も、伯爵の栄爵を授けられた。

ところで義哉はどうしたろう?