Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠11

中里 介山

Lisez 大菩薩峠11 (だいぼさつとうげ) de 中里 介山 (なかざとかいざん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 368 567 caractères · 720 écrans

Aozora Bunko

「ね、おとなしく降りておいで」

「はい」

降りるよりほかに道はないと見きわめた時、スルリと降り立ってしまいました。

下に降り立つと共に茂太郎は、

シイドネックス

ナンバンダー

ライドネックス

ナンバンダー

テント、テント

ナンバンダー

スウイッ、スウイッ

ナンバンダー

こう言って、口ずさみながら、小踊りをはじめた時に、駒井が、

「茂君、君の眼はなかなかいい、わたしの眼よりいいかも知れない、ひとつ、この眼鏡をのぞいて見給え」

「はい」

「静かに、度を乱しちゃいけない、このままで、じっと鏡の向いた方の空を静かに見ていてくれ給え、そうして、何か星があるか、星が無くとも薄い光でもあるか、光が無くても、ボーッとした空の色よりも白いものが現われているか、いないか、それをお前の眼でひとつ見てくれ給え」

「はい」

茂太郎は、プレアデスの星を、七ツ以上も見る眼を持っていることを駒井が知っている。

そこで、駒井が改めて、眼鏡を茂太郎に譲って、自身はその傍らに報告を待っていると、暫くあって、茂太郎が、

「見えますよ、殿様、ちょうど、この眼鏡の真中より少し北へ寄ったところに、たしかに一つの星がありますね」