Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠11

中里 介山

Lisez 大菩薩峠11 (だいぼさつとうげ) de 中里 介山 (なかざとかいざん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 368 567 caractères · 720 écrans

Aozora Bunko

それらについて、知り得るだけは知って置いても害になることではない――兵馬はそう思案したものだから、今日はひとつ、これから炉辺閑談の席へ、進んで出席してみようとして、一通り衣裳をつけました。

そうして、袴をつけるまではないが、刀と脇差は、持って行こうか、行くまいかと思案し、それも物々しいし、丸腰も本意でないようだから、脇差だけを差して行こうと、その通りにして、二階から徐々と炉辺をさして下りて行きます。

この時、炉辺閑談の席は、鐙小屋の神主の退却した時を以て一次会が終り、あとは閑散のやからが残席を守り、或いは長々と炉辺に寝そべって、頬杖をつきながらだまり込んでいるのもある。

つまり、池田良斎一行の北原と、それから留守番のおやじと、村田寛一と三人だけでしたが、三人とも、いずれも、だまりこくって、炉辺を囲んでいるところへ兵馬がやって来ました。

「さいぜんは、神主さんが見えたとやらで、お招きを受けましたが、少し用事があったものですから失礼しました」

「いや、どうも。まあ、おあたり下さい」

横に寝ていた者までが起き直って、おやじはそれに薪を加えました。見れば、大きな鍋で芋粥をこしらえているらしい。