Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
たいようとほしのした
太陽と星の下
小川 未明
Lisez 太陽と星の下 (たいようとほしのした) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 5 419 caractères · 11 écrans
ぴか、ぴかと、線を引くごとく流れるのは、自動車でありました。そのかぶとむしのような、黒光りのする体に、アンテナを立てていて、走りながら、どこかと話したり、また、放送の音楽をきいたりするのです。
「人間は、ほかの動物のできない発明をする。もし、おれが鯨だったら、どうして人間という敵から、のがれることができようか。」と、少年は、空想しました。
もっと、もっと、氷山のおく深く、安全な場所をさがして、はいりこむだろう。いや、それもだめだ、どんなかくれ場でも、人間はさぐる。精巧な機械を持っているし、また、おそろしい武器を持っている。そう考えると、少年には、人間がひきょうに見えました。そして、自分の力よりほかに、たのむことができない鯨がかわいそうになりました。それは鯨とかぎりません。命のとうとさは、強いもの、弱いもの、べつにかわりがないからです。
少年は、世の中の、不公平や、不平等が、つぎつぎにうずまき、頭がつかれたので、やわらかな草の上へ、仰向けになってねころび、目をふさぎました。太陽の光は、やわらかなようでも、するどかったのです。目をとじていても、まぶしかったのでした。