Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ようかいはかせ

妖怪博士/青銅の魔人

江戸川 乱歩

Lisez 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 212 920 caractères · 421 écrans

Aozora Bunko

」

そこで平林さんとふたりのお巡さんは蔵の中へはいり、まもなく、書生は電球を持ってかけつけました。それらの人たちを中に入れると、明智は網戸をピシャンとしめて、その前にたちはだかったまま、ゆだんなく蔵の中を見まわすのでした。

中村係長がわれた電球を、書生の持って来たものと手早く取りかえました。パッと明かるくなった蔵の中、平林さんは手塚さんを抱きかかえるようにして、一方のすみに立っています。手塚さんの額から血が流れていますが、たいした傷ではありません。

中村係長は窓の所へ行って、鉄格子に顔をくっつけるようにして、外を見はっている警官たちによびかけました。

「外から見て異状はないか?」

「異状ありません。」

警官たちの答えです。

「よし、窓はいうまでもなく、かべや屋根もじゅうぶん注意してくれたまえ。怪しいやつを見たら、すぐよびこを吹くんだぞ。」

庭にはところどころ屋外灯がついているうえ、警官たちは六人とも懐中電灯を持っているのですから、めったに見のがすことはありません。

それから明かるい電灯の下で、蔵の中の大捜索がはじまりました。というのは青銅の魔人は、どこへかくれたのか、見わたしたところ、まったく姿が見えないからです。