Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
Lisez 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 212 920 caractères · 421 écrans
ながら、床にこぼれ落ちてくるのがながめられました。
泰二君だとばかり思いこんでいた三人は、意外なたるの中身に、しばらくあっけにとられて、目をパチパチさせるばかりでしたが、やがて、その青黒いひものようなものの正体がわかると、こんどはべつのおどろきとおそろしさに、まっさおになって、ふるえあがらないではいられませんでした。それは、たがいにもつれあった、何百ぴきともしれぬヘビだったのです。
大小無数のヘビは、たるからこぼれ落ちますと、ろうそくの光に、うろこをギラギラと光らせながら、うえた目をうすきみ悪くかがやかせ、赤黒い炎のような舌をチロチロと出して、獲物をさがすように、床の上をはいまわりはじめました。それが、つぎからつぎへと、たるの中からあふれ出てくるのですから、みるみる地下室いっぱいにひろがり、コンクリートの床も見えぬほど、ヌメヌメとうねる波におおわれてしまいました。
三人の少年は、一ぴきや二ひきのヘビをこわがるほどの弱虫ではありませんが、これほどのおびただしいヘビを見ては、おそろしさにふるえあがらないではいられませんでした。
ヘビの来ぬほうへ、来ぬほうへと、三人ひとかたまりに身をよけて、ついに、地下室のいっぽうのすみに、おしつめられてしまいましたが、ヘビどもは、少年たちを、餌食とでも思っているのか、逃げる