Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

うちゅうのまいご

宇宙の迷子

海野 十三

Lisez 宇宙の迷子 (うちゅうのまいご) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 14 497 caractères · 29 écrans

Aozora Bunko

「書いてある。――弧状オーロラは高度百二十キロないし百八十キロの空間に発生する。また幕状オーロラは、さらに高き場所に発生し、その高度は三百キロないし四百キロである――とさ」

「ふうん。ぼくたちはとうとうオーロラの国まで来たんだね。ゆかいだねえ」

しんぼうくらべ

オーロラの国も、いつしか通りぬけて、宇宙旅行の沿道のながめは、いよいよ単調で、たいくつなものとなってきた。

なぜなら、空はどこまでいっても、うるしをとかしたようにまっ黒で、その黒い幕のところどころに針でついたような穴があって、それがきらきらと光っている大小無数の星である――という風景が、いつまでたってもつづくのであった。なんのことはない、無限にながく夜がつづいているようなものだ。

ただ、ふつうの夜には見られないものが二つあった。

その一つは、まっくらな大空に、よくみがいた丸鏡のような太陽がしずかに動いていくことだ。それはふしぎなものだった。ぎらぎらとかがやいている太陽にはかわりがないんだが、しかしあたりはまっくらな夜の世界だ。なぜ太陽はあたりの空を明るくしないのであろうか。いきおいのおとろえた太陽。