Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ふうきはっせきしし

富貴発跡司志

田中 貢太郎

Lisez 富貴発跡司志 (ふうきはっせきしし) de 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 3 895 caractères · 8 écrans

Aozora Bunko

外はもう夜が明けていた。友仁はさっきの書付をもう一度見ようと思って、懐に手をやったがどうしたのかなくなっていた。

友仁は家へ帰って、妻子に発跡司の判官の讖言のことを話して喜んでいた。

間もなく都の豪家の傅日英という者が、子弟を訓えてくれと言って頼みに来た。そこで友仁は日英の家へ移って、月俸として毎月五錠の銭を貰うようになったので、いくらか生活が康らかになってきた。

そこで友仁は日英の家に数年いたが、そのうちに張氏が高郵に兵を起したので、元朝では丞相脱脱に命じて討伐さした。大師達理月沙という者があって、書物を読んでいて士を好んだ。友仁はその馬前へ往って策を献じたところが、それが月沙の意に称うて、脱公の幕僚に推薦してくれた。

友仁は一朝にして車馬儀従の身分となった。脱公が都へ徴し環さるるに及んで、友仁もいっしょに往って朝廷に仕え、館閣を践歴し、遂に省部に翔するようになった。

やがて文林郎内台御使を授けられたが、その同僚に雲石不花という者があって、これと仲が悪かったので、そのために讒言をせられて、雷州の録事に黜けられた。

友仁は判官の詞を時どき思いだした。