Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

「てらだとらひこのついそう」あとがき

寺田寅彦 わが師の追想

中谷 宇吉郎

Lisez 寺田寅彦 わが師の追想 (「てらだとらひこのついそう」あとがき) de 中谷 宇吉郎 (なかやうきちろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 31 239 caractères · 65 écrans

Aozora Bunko

註

(1)膠質学。膠質はコロイドの訳で、コロイド粒子というのは分子が数百ないし数千くらいあるいはそれ以上集まった微粒子で、極く大倍率の顕微鏡でも見えないくらいの小さい粒子である。膠を水に溶かした時は、膠の実質は水の中にコロイド溶液として存在する。これに対して砂糖や塩の水溶液は分子溶液と称すべきものである。墨汁はこの膠質溶液である。膠質溶液は非常に沢山あり、この方面の学問は近年長足の進歩を遂げ膠質学という部門となっている。

(2)重水。普通の水は普通の水素原子二つと酸素原子一つとから出来ているが、このほかに普通の水素原子の二倍重い特殊の水素原子があって、それと酸素原子とから成る水が存在することが近年分かった。その水を重水という。われわれが日常用いる水にも、重水がごく微量含まれている。

(3)電解質。普通の意味で水に溶ける物質即ち塩とか色々の化学薬品のようなものを云う。これらの溶解物質は、水に溶けた場合、帯電原子あるいは原子の集まりとなる。即ちイオンに分解するので、これらの溶液は良く電気を伝導する。

(4)懸浮液。粒子が沈澱せず、懸浮の状態でいる液。膠質液も懸浮液の一つである。